【セキスイハイムのトイレ】カタログ比較からリアルな評判まで

セキスイハイムの家づくり、毎日使うトイレもこだわりたいですよね。

でも、いろいろと迷いポイントが多くて、標準とオプションの違いも分かりにくくて…とお困りではありませんか？

実は、カタログ情報と合わせて知りたい「本当のチェックポイント」を知るだけで、後悔しないトイレ選びができるんです！

この記事では、たくさんの先輩オーナーたちのリアルな声をもとに、デザインの評判から具体的なオプション価格まで、あなたが本当に知りたい情報をまとめました。

当記事を読めば、あなたの家族にぴったりのトイレを見つけるための具体的なヒントを得ることができますよ！

セキスイハイムのトイレ｜カタログで見る基本仕様

セキスイハイムの標準トイレはTOTO製タンクレス風

セキスイハイムで選べる標準仕様のトイレは、TOTOの製品をベースにしたセキスイハイムオリジナル仕様です。

一番の特徴は、水を溜めるタンクが背面のパネルに隠れた「タンクレス風」のデザインであること。

これにより、すっきりとしたモダンな空間を演出できます。

なぜタンクレス風デザインが採用されているかというと、スタイリッシュな見た目と、コストや機能性のバランスを取るためです。

本格的なタンクレストイレは高価で、水圧が低いと設置できない場合もあります。

しかし、タンクレス風なら、配管やごちゃごちゃしがちなタンク周りを隠しつつ、比較的リーズナブルにすっきりした空間を実現できるのです。

具体的には、セキスイハイムの「09トイレ」と呼ばれるものが標準仕様にあたります。

便器自体はTOTO製で、汚れがつきにくく掃除がしやすい「フチなし形状」や、渦を巻くような水流でパワフルに洗浄する「トルネード洗浄」といった、TOTOの基本機能が備わっていますよ。

背面のカウンターのように見える部分の天板を開けると、中にタンクが隠れており、メンテナンスも可能です。

このように、セキスイハイムの標準トイレは、デザイン性・清掃性・実用性を上手に両立させた仕様といえるでしょう。

「特に強いこだわりはないけれど、清潔感があっておしゃれなトイレがいいな」という方には、十分満足できる選択肢です。

「標準はダサい？」デザインの評判と実例を紹介

「セキスイハイムの標準トイレはダサい」というウワサを聞いて、不安に感じている方もいるかもしれません。

結論から言うと、トイレ本体のデザインが悪いわけではなく、標準で付いてくる一部のアクセサリー類が「チープに見える」と感じる方がいるようです。

その主な理由は、標準仕様の壁付収納や紙巻器の素材にあると言っていいでしょう。

これらは樹脂（プラスチック）製で、オーナーさんのブログなどでは「安っぽく見える」という声が時々見られます。

毎日目にするものだからこそ、素材感が気になってしまうのですね。

しかし、ご安心ください。

多くの方がちょっとした工夫で、とてもおしゃれなトイレ空間を実現しています。

たとえば、標準の樹脂製収納から、オプションで用意されている木製の「壁付収納DX」に変更するだけで、空間の質感がぐっと上がります。

また、紙巻器やタオルハンガーを施主支給品にして、好みのデザインのものを取り付ける方も多いですよ。

さらに、トイレ本体のデザインについては、「タンクレス風でスッキリしていて好き」「カウンターに小物が置けて便利」といったポジティブな意見もたくさんあります。

トイレの印象は、便器のデザインだけでなく、壁紙や床の色、照明、小物との組み合わせで大きく変わるものです。

アクセントクロスで一面だけ色を変えたり、おしゃれなペンダントライトを吊るしたりするだけで、標準トイレでも自慢の空間に仕上げられます。

つまり、標準仕様のままでも、周辺アイテムや内装のコーディネートを工夫すれば、まったく「ダサい」ということはありません。

自分好みのお気に入りの空間を作り上げていきましょう。

選べるトイレメーカーは？アラウーノやサティスも人気

セキスイハイムでは、標準のTOTO製トイレ以外にも、オプションで他メーカーの人気の高機能トイレを選ぶことが可能です。

特に人気が高いのが、パナソニックの「アラウーノ」とLIXILの「サティス」で、どちらも魅力的な機能を持つタンクレストイレです。

このように複数のメーカーから選べるのは、施主一人ひとりのこだわりやライフスタイルに応えるため。

掃除のしやすさを最優先したい方、デザイン性を重視する方、最新の清潔機能が欲しい方など、それぞれの希望に合った一台が見つかるようになっています。

たとえば、パナソニックの「アラウーノ」は、陶器ではない有機ガラス系の新素材「スゴピカ素材」が特徴。

水アカが固着しにくく、お掃除が簡単なのが嬉しいポイントです。

また、市販の台所用中性洗剤を使って、流すたびに泡で洗浄してくれる「激落ちバブル」や、男性の立ちション時のトビハネ汚れを泡のクッションで抑える「ハネガード」など、ユニークな機能で人気を集めています。

一方、LIXILの「サティス」は、世界最小クラスのコンパクトなデザインが魅力。

CMでおなじみの「100年クリーン」を謳う新素材「アクアセラミック」は、汚物汚れも水アカもどちらも付きにくく、新品のツルツルが長く続きます。

便座が真上にリフトアップして、気になるすき間汚れを楽に拭き取れる「お掃除リフトアップ」や、プラズマクラスターイオンで鉢内を除菌する機能など、清潔さを保つための工夫が満載です。

どちらのメーカーも甲乙つけがたい魅力がありますから、何を一番重視したいかを家族で話し合って決めるのがおすすめです。

ショールームで実物を見て、デザインや素材感を確かめてみるのも良いでしょう。

比較項目	セキスイハイム標準	パナソニック	LIXIL
ベースメーカー	TOTO	Panasonic	LIXIL
代表シリーズ	09トイレ (タンクレス風)	アラウーノ	サティス
素材の特徴	陶器 (汚れにくい加工)	有機ガラス系 (水アカに強い)	新素材陶器 (アクアセラミック)
独自機能	トルネード洗浄	激落ちバブル (泡洗浄)	お掃除リフトアップ
価格イメージ	標準	オプション (中)	オプション (高)

ウォシュレットのグレードと機能差を比較解説

トイレの快適性を大きく左右するウォシュレット（温水洗浄便座）。

セキスイハイムでは、シンプルな基本機能だけのものから、多彩な便利機能を備えたハイグレードなものまで、複数のグレードから選べます。

どのグレードを選ぶかによって、毎日の使い心地と価格が大きく変わってきます。

グレードが複数用意されているのは、家族の暮らし方や予算に合わせて最適なものを選べるようにするためです。

たとえば、お客様も使う1階のトイレは高機能なものを、家族しか使わない2階はシンプルなものでコストを抑える、といった賢い選択ができます。

では、具体的にグレードによってどのような機能差があるのでしょうか。

主な違いは以下の通りです。

実際に家を建てた方のブログを見ると、「壁リモコンは必須だった」「2階は使用頻度が少ないから、一番安いグレードのウォシュレットにして節約した」など、メリハリをつけて選んでいる様子がうかがえます。

特にリモコンのタイプは掃除のしやすさにも関わるため、重要なポイントです。

袖リモコンは便座とのすき間に汚れが溜まりやすい、という声もあります。

毎日何度も使う場所だからこそ、どんな機能があれば暮らしが快適になるかを想像してみましょう。

カタログの情報だけでなく、ショールームで実際に操作性を確かめて、自分たちの家族にぴったりのグレードを選ぶことが、トイレの満足度を高めるカギとなります。

機能	シンプルグレード	ミドルグレード	ハイグレード
リモコン	袖リモコン	壁リモコン	壁リモコン
便フタ自動開閉	✕	△ (一部あり)	◯
強力脱臭	△	◯	◎ (除菌機能付きも)
温風乾燥	✕	◯	◯
価格イメージ	安	中	高

セキスイハイムのトイレ：カタログと合わせて知りたいポイント

標準とオプションのトイレ収納を写真で徹底比較

セキスイハイムのトイレ収納には、標準で付いてくるものと、オプションで選べるものがあります。

見た目のデザインとどれくらいの物をしまいたいかを考えて、自分に合った収納を選ぶことが、すっきりとしたトイレ空間を保つ秘訣です。

トイレには、トイレットペーパーのストック、掃除用具、生理用品など、意外としまっておきたい物が多いですよね。

収納が足りないと、物が床や棚の上に出しっぱなしになり、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。

だからこそ、家づくりの段階で収納計画をしっかり立てておくことが大切なのです。

セキスイハイムで選べる主な収納は以下の通りです。

オーナーさんのブログを見ていると、見た目と質感の良さから、オプションの「壁付収納DX」を選ぶ方が非常に多い印象です。

また、パナソニックの「アラウーノ」を選ぶ場合は、手洗い器と一体になったキャビネットタイプの収納も選べます。

掃除用具などを隠して収納できるので便利ですよ。

もし気に入ったものがなければ、好みの収納棚を自分で購入して取り付ける「施主支給」という手もあります。

ただし、重い棚を付ける場合は壁の補強が必要になることもあるため、必ず事前にセキスイハイムの担当者さんに相談しましょう。

比較項目	標準仕様	オプションDX	吊戸収納
素材	樹脂製	木製	木製
デザイン	コーナー設置型	長方形・壁付け	観音開き・吊戸棚
収納力のイメージ	小	中	大
特徴	省スペース	質感が良く人気	ペーパーを袋ごと収納可
追加費用 (目安)	なし	約8,800円	約14,100円

隠蔽タンクの掃除方法は？お手入れのポイント

セキスイハイムの標準トイレは、タンクがパネルの後ろに隠れている「隠蔽（いんぺい）タンク」が特徴です。

このタイプは、日常的な掃除がとても楽なのが大きなメリット。

基本的には、見える部分をサッと拭くだけで十分きれいな状態を保てます。

タンクがパネルで覆われているため、従来のトイレのようにタンク自体にホコリが溜まったり、水滴でカビが生えたりする心配がほとんどありません。

また、床と便器の間にあった複雑な配管も隠れているので、床掃除もスムーズに行えます。

日常的なお手入れは、カウンターの天板や側面を、水で濡らして固く絞った柔らかい布で拭く程度でOKです。

便器本体はTOTO製のフチなし形状なので、こちらもサッとひと拭きで汚れが落とせます。

一方で、意外と見落としがちなのがウォシュレットのノズルや便座と便器のすき間。

こういった細かい部分を定期的にお手入れすることが、清潔さを長持ちさせるコツです。

「隠れているタンクの中はどうするの？」と心配になるかもしれませんが、基本的にタンク内部を自分で掃除する必要はありません。

もし水が止まらないなどのトラブルが発生した場合は、無理に自分で解決しようとせず、セキスイハイムのオーナーサポートに連絡するのが一番です。

専門のスタッフが対応してくれるので安心ですよ。

このように、隠蔽タンクは日常の掃除が簡単な上に、万が一の際はプロに任せられるという安心感があります。

日々の手間を減らしつつ、きれいで快適なトイレを維持しやすい、とても優れたシステムだといえるでしょう。

オプション価格は？アラウーノへの変更差額も解説

トイレを標準仕様から人気のオプション品に変更する場合、気になるのがその価格ですよね。

特に人気のパナソニック「アラウーノ」などのタンクレストイレに変更する場合、差額は選ぶグレードや時期によって、およそ10万円〜30万円程度になることが多いようです。

なぜこれほど価格に幅があるかというと、標準のトイレはセキスイハイムが大量に仕入れることで価格を抑えているのに対し、オプション品は個別の手配になるためです。

また、ハウスメーカーを通して設備を変更する場合、製品の定価だけでなく、工事の手間や手数料などが上乗せされるため、インターネットなどで売られている価格よりも高くなるのが一般的です。

実際にセキスイハイムで家を建てた方のブログや口コミを見ると、

といった実例が見られます。

このように、選ぶ製品のグレードや、手洗い器を新設するかどうかで金額は大きく変動します。

決して安い金額ではないため、変更をためらってしまうかもしれません。

しかし、トイレは毎日使う場所。

掃除の手間が減ったり、節水効果が高まったりと、長い目で見れば価格以上の価値を感じられる可能性も十分にあります。

「1階はお客様も使うから高機能なアラウーノにして、2階は標準仕様でコストを抑える」といったように、メリハリをつけるのも賢い方法です。

正確な金額を知るためには、必ずセキスイハイムの担当者さんに見積もりを依頼しましょう。

その上で、自分たちの予算と、どんな機能が欲しいかを天秤にかけ、後悔のない選択をしてくださいね。

失敗しない！トイレのサイズ・広さの決め方

快適なトイレ空間を作る上で、便器の機能やデザインと同じくらい、いや、それ以上に重要なのが空間の「サイズ」と「広さ」です。

どんなに高機能なトイレを選んでも、空間が狭くて圧迫感があれば、リラックスできる場所にはなりません。

トイレで後悔しがちなポイントとして、「狭すぎた」という声は非常によく聞かれます。

毎日、そして何十年も使う空間だからこそ、そのストレスは無視できません。

窮屈なトイレは、掃除がしにくい、立ち座りがしにくいなど、様々な不便さを生んでしまいます。

では、どれくらいの広さがあれば快適なのでしょうか。

一般的なトイレの広さは、幅が約91cm、奥行きが約182cm（1畳サイズ）ですが、大切なのは数字だけではありません。

一番のポイントは、「便座に座った時の、膝から前方の壁までの距離」です。

あるオーナーさんの失敗談では、この距離が40cmしかなく、座ると目の前が壁で強い圧迫感を感じてしまうとのことでした。

特に、セキスイハイムの標準トイレはタンクを隠すためのカウンターが後ろにある分、少し前に出てきます。

間取り図だけを見て「1畳あるから大丈夫」と判断するのではなく、実際にモデルハウスやショールームで同じくらいの広さのトイレに入り、便座に座ってみることが非常に重要です。

将来、家族が車椅子を使う可能性なども考えるなら、さらに広いスペースが必要になります。

自分たちのライフスタイルと将来を見据えて、最適な広さを慎重に検討することが、後悔しないトイレづくりの最大の秘訣です。

項目	コンパクトタイプ	一般的なタイプ	ゆったりタイプ
広さの目安 (畳)	約0.75畳	約1畳	約1.25畳～
内寸の目安 (幅×奥行)	約78cm × 120cm	約78cm × 169cm	約120cm × 169cm～
座った時の 圧迫感	あり	標準的	なし (快適)
手洗い器設置	難しい	少し窮屈	余裕あり
こんな人向け	スペース優先の方	一般的な使い方の方	ゆとり・快適性重視の方

【セキスイハイムのトイレ】カタログ比較からリアルな評判まで：まとめ

今回は、セキスイハイムのトイレについて詳しく解説しました。

セキスイハイムでのトイレ選びは、まずカタログで標準仕様や選べるメーカーの情報をしっかり確認することがスタートです。

TOTO製のタンクレス風トイレも十分魅力的ですが、パナソニックの「アラウーノ」といった人気の高機能トイレも選択肢に入ってきます。

しかし、本当に満足のいく空間を作るには、カタログの写真だけでは分からない「収納の質感」や「空間の広さ」といった、実際の使い勝手を想像することが何より大切です。

この記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひセキスイハイムの担当者の方とじっくり相談してみてください。

きっと、あなたの家族にとって最高の、毎日気持ちよく使えるお気に入りのトイレが見つかるはずです。