【セキスイハイムのカーテン】カタログと合わせて知りたい情報ガイド

セキスイハイムのカーテン選び、なかなかむずかしいと思ったりしていませんか？

もし、予算内で理想のカーテンを選ぶための具体的な選択肢と、賢い節約術があるとしたら、気になりますよね。

実は、カタログ情報と合わせて、ハウスメーカー提携品と施主支給のメリット・デメリットを正しく理解することが、満足度の高いカーテン選びの鍵なんです。

多くの先輩オーナーの体験談や口コミを基に、リアルな費用感や注意点を徹底的に分析しました。

当記事を読めば、ご自身の状況に最適なカーテンの選び方と、後悔しないための具体的なノウハウを得ることができますよ！

セキスイハイムのカーテン：カタログと費用相場

提携メーカーのカーテンカタログ、どこで見れる？

セキスイハイムで選べるカーテンのカタログは、家づくりのインテリア打ち合わせの際に、担当のインテリアコーディネーター（IC）さんから見せてもらうのが一般的です。

家全体のデザインや雰囲気を決める中で、カーテンは空間の印象を大きく左右する重要なアイテムですからね。

そのため、セキスイハイムでは複数のインテリアメーカーと提携しており、プロの視点から家全体のバランスに合ったカーテンを提案してくれます。

（まだ打ち合わせなどの段階まで進んでいない場合は、他のハウスメーカーと比較もできるように、『総合住宅展示場』などの総合カタログをチェックするといいですよ。）

打ち合わせでは、サンゲツなどの有名メーカーを中心とした分厚いカタログが何冊も用意されます。

豊富な色、柄、素材の中から、お部屋のコンセプトに合わせて自由に選ぶことができるのです。

実際にカーテンを選ぶ際は、壁紙（クロス）や床材のサンプルと見比べながら検討できるのが大きなメリット。

パソコンの画面や印刷物だけでは分かりにくい色合いや質感も、実物のサンプルを並べることで、完成後のイメージがグッと掴みやすくなりますよ。

ただ、小さなカタログサンプルだけでは、大きな窓にかかった時の雰囲気や光の透け感が分かりにくいことも。

もし時間に余裕があれば、サンゲツなどのショールームへ実際に足を運び、大きなサイズで生地を確認しておくと、「思っていたイメージと違った…」という失敗を防ぐことができます。

結論として、提携メーカーのカタログは打ち合わせ時にICさんと一緒に確認するのが基本ですが、より納得のいく一枚を見つけるために、事前のショールーム訪問も検討してみるのがおすすめです。

標準仕様のカーテンや選べる種類は？

セキスイハイムの家づくりにおいて、カーテン自体が「標準仕様」として決まっているわけではなく、多くの場合、カーテンレールのみが標準で設置されます。

カーテン本体はオプションとして、たくさんの種類の中から自分の好みや予算に合わせて選んでいくスタイルです。

カーテンは住む人の個性が最も表れる部分の一つ。

だからこそ、あらかじめ決められたものではなく、ライフスタイルやインテリアの好みに合わせて自由に選んでほしい、という考え方に基づいています。

選べるカーテンの種類は非常に多彩です。

例えば、以下のようなものからお部屋の用途に合わせて選べます。

特にセキスイのオリジナル技術を使った「masa™加工」の遮熱カーテンは注目です。

ナノレベルの金属コーティングにより、生地の風合いはそのままに、夏の日差しをカットして室温の上昇を抑える効果が期待できます。

冷房の効率も上がり、省エネにつながるのは嬉しいポイントですね。

ただし、シェードやブラインドなど、一般的なドレープカーテン以外のものを選ぶと、費用が割高になる傾向がある点には注意が必要です。

デザイン性と予算のバランスを考えながら、理想のお部屋にぴったりのカーテンを選んでみてください。

種類	デザイン性	価格帯	おすすめの場所
ドレープカーテン	◎ 豊富	中〜高	リビング・寝室
ロールスクリーン	○ すっきり	中	小窓・間仕切り
シェードカーテン	◎ おしゃれ	高め	K高窓・デザイン窓
バーチカルブラインド	◎ スタイリッシュ	高め	リビング・大きな窓
プリーツスクリーン	○ 和モダン	中〜高	和室・小窓

要注意！カーテンレールの標準は白色だけ？

セキスイハイムの標準仕様で取り付けられるカーテンレールは、シンプルなデザインの「白色」のみであることが多いようです。

この点は、インテリアにこだわりたい方にとって少し注意が必要なポイントかもしれません。

標準仕様品は、コストを抑えつつ、どんな内装にも無難に合わせやすいものが選ばれるのが一般的です。

白いレールは、多くの住宅で採用される白い壁紙には馴染みやすいですが、こだわって選んだ壁紙や窓枠の色によっては、レールの白さがかえって浮いてしまう可能性があります。

例えば、ダーク系のアクセントクロスを選んだお部屋や、木目調の落ち着いた雰囲気でまとめた空間に、真っ白なレールが付いていると、少しチグハグな印象を与えてしまうかもしれません。

もちろん、セキスイハイムでもオプションでデザイン性の高い「装飾レール」を選ぶことが可能です。

アンティーク調やモダンな金属製など種類も豊富なので、リビングなど一番目立つ場所だけオプションのレールにする、というのも賢い選択肢でしょう。

また、先輩オーナーの体験談によれば、標準のカーテンレールを付けないよう依頼（キャンセル）しても、その分の費用は減額されないケースが報告されています。

「物は付かないのにお金だけ取られるのは納得いかない」と感じるかもしれませんが、標準工事費に込み、という扱いのようです。

結論として、標準レールは「白色」と認識したうえで、お部屋のテイストに合わない場合はオプションや施主支給を検討するのがおすすめです。

契約前に「標準のレールはどんなものか」「キャンセルした場合の扱いはどうなるか」をしっかり確認しておきましょう。

特殊な窓も安心？オーダーカーテンのサイズ感

セキスイハイムの家は、横に長い「ホライゾンウィンドウ」や縦長のスリット窓など、デザイン性に富んだ特殊なサイズの窓が魅力です。

そのため、カーテンを選ぶ際は既製品ではサイズが合わず、基本的に「オーダーメイド」になると考えておきましょう。

セキスイハイムの窓はJIS規格などの一般的な規格サイズではなく、独自の構造や設計に合わせて作られているためです。

これにより、外観や室内のデザイン性は高まりますが、カーテン選びにおいては「ぴったりのサイズがない」という状況が生まれます。

セキスイハイムを通してカーテンを注文する最大のメリットは、採寸から取り付けまで、すべてをプロに任せられる点です。

設計図をもとにミリ単位で正確なサイズのカーテンが作られるため、仕上がりの美しさは格別。

窓枠内にブラインドをすっきり収めたい場合など、精密な採寸が求められるケースでは特に安心です。

一方で、費用を抑えるために施主支給でオーダーカーテンを手配する方法もあります。

その場合は、自分で窓のサイズを測るか、カーテン専門店のスタッフに出張採寸を依頼する必要があります。

特に注意したいのは、家の引き渡し後に採寸・注文をすると、カーテンが届くまで数週間かかることがある点。

その間、外からの視線が気になる場合は、仮のカーテンを用意するなどの対策が必要になるかもしれません。

セキスイハイムの窓にはオーダーカーテンが必須、と覚えておきましょう。

仕上がりの美しさと手間を考えればセキスイハイムに、少しでもコストを抑えたいならスケジュールを考慮した上で施主支給を検討するのが良い選択です。

カタログ以外も！施主支給で賢く選ぶカーテン

ニトリで施主支給は可能？注意点まとめ

セキスイハイムのカーテン費用を抑えるため、ニトリなどの量販店で「施主支給」を検討する方は多いです。

結論から言うと、ニトリのカーテンを施主支給することは可能ですが、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。

最大のポイントは、セキスイハイムの窓はデザイン性の高い特殊なサイズが多く、ニトリの既製品カーテンではサイズが合わないことがほとんど、という点です。

そのため、ニトリで選ぶ場合も必然的に「オーダーカーテン」という選択になります。

オーダーカーテンにすると、当然ながら既製品よりも価格は上がります。

ハウスメーカー提携品よりは安く抑えられますが、「驚くほど安くなった」と感じるほどの価格差にはならない可能性も。

また、あるオーナーの体験談では、ニトリのオーダーではカーテンの上部を豪華に見せる「2倍ヒダ」の縫製が選べず、デザイン面で妥協せざるを得なかったという声もありました。

とはいえ、すべてをハウスメーカーで揃えるより、費用を抑えられるのは事実です。

例えば、来客の目に触れるリビングはハイム提携の高品質なカーテンにし、子ども部屋や寝室はニトリのオーダーでコストを抑える、といった使い分けは非常に賢い方法と言えるでしょう。

ニトリでの施主支給は、オーダーが必須であること、そして仕様に一部制約があることを理解した上で、家全体の予算配分を考えながら上手に活用するのがおすすめです。

お部屋の優先順位をつけて、メリハリのあるカーテン選びをしてみてください。

比較項目	セキスイハイム提携	施主支給
費用	高め	◎ 安め
品質・デザイン	◎ 選択肢が豊富	△ 価格相応
採寸・取付の手間	◎ 全てお任せ	手間がかかる
仕上がりの正確さ	◎ プロ品質	△ 自己責任
住宅ローンへの組込	◎ 可能	不可

高機能！セキスイ遮熱カーテンの口コミ・評判

セキスイハイムの家づくりでは、セキスイグループが開発した高機能な遮熱カーテンも選択肢に入ります。

これらのカーテンは、「夏の部屋の暑さが和らいだ」「冷房の効きが良くなった」と、実際の利用者からの評判が非常に良いのが特徴です。

その秘密は、「masa™（マサ）加工」と呼ばれる世界オンリーワンの技術にあります。

これは、ステンレス素材をナノレベルの薄さで生地にコーティングする技術。

生地のしなやかな風合いや通気性を保ったまま、太陽の熱（赤外線）や有害な紫外線を効果的に反射してくれるのです。

実際に利用した方の口コミを見ると、「西日が厳しいリビングの不快感がなくなった」「カーテンを閉めておくだけで、帰宅時のモワッとした熱気が全然違う」といった声が数多く見られます。

特に、日当たりが良い南向きや西向きの窓に設置すると、その効果を強く実感できるでしょう。

また、カーテンだけでなく、窓に直接貼る「遮熱クールアップ」というシート状の製品も人気です。

手軽にDIYできる上、高い遮熱効果が期待できるとリピーターも多い商品です。

ただし、これらの遮熱製品は、生地の色がグレーがかっていたり、夜間は室内が外から見えやすくなったりする点には注意が必要です。

快適な室温とデザイン、どちらを優先するかを考えて選ぶのが良いでしょう。

夏の光熱費を抑え、快適な室内環境を手に入れたい方にとって、セキスイの遮熱カーテンは非常に価値のある投資と言えます。

機能	具体的な効果	期待できる暮らしの変化
遮熱効果	室温上昇を約2℃抑制	夏の電気代節約
UVカット	紫外線を99%以上カット	家具や床の日焼け防止
ミラー効果	日中、外から見えにくい	プライバシー保護
防炎機能	燃え広がりにくい加工	万が一の際の安心感
お手入れ	静電気抑制・洗濯可能	ホコリが付きにくく清潔

スタイリッシュなブラインドの選択肢と費用

セキスイハイムの窓まわりは、カーテンだけでなく、シャープでおしゃれな印象を与える「ブラインド」を選ぶこともできます。

特に、縦型の羽が特徴の「バーチカルブラインド」は、リビングの大きな窓に採用すると、空間全体がスタイリッシュに仕上がると人気を集めています。

ブラインドの魅力は、カーテンにはない機能性とデザイン性です。

羽の角度を調整することで、外からの視線を遮りながら、光や風を室内に取り込むといった細やかなコントロールが可能になります。

また、縦のラインが強調されるバーチカルブラインドは、天井を高く見せる効果があり、お部屋に開放感を与えてくれるのもメリットです。

実際に採用した方の体験談では、「ホコリが溜まりにくくて掃除が楽」「操作がスムーズで使いやすい」といった実用面での評価も高いようです。

費用については、1階LDKの窓3つをバーチカルブラインドにして約26万円だったという実例もあり、一般的なドレープカーテンよりは高額になる傾向があります。

ただし、ブラインドを選ぶ際には一つ注意点があります。

それは、窓の仕様によっては、窓枠の内側にスッキリと収める取り付け方ができない場合があることです。

特に、スマートパワーステーション（SPS）などの一部のシリーズでは、構造上の理由で窓枠内への設置が難しいとの情報も。

その場合は窓枠を覆うように正面付けすることになり、見た目の印象も変わるため、事前の確認が不可欠です。

費用はかかりますが、それを上回るデザイン性と機能性で、お部屋の満足度を大きく高めてくれるのがブラインドの魅力。

モダンで洗練されたインテリアを目指すなら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

K高窓のカーテン、費用を抑える工夫は？

セキスイハイムの設計で人気の「K高窓」。

腰高の位置にスリット状の窓が複数並ぶデザインは非常におしゃれですが、カーテンの選び方によっては費用が予想外に高くなってしまうことがあります。

コストを抑えるには、カーテンの種類を工夫するのが最も効果的です。

費用が高くなる主な理由は、K高窓には個別の「シェードカーテン」や「ロールスクリーン」を選ぶことが多いからです。

これらのメカ（機械）で操作するタイプのカーテンは、同じ面積の布を使うドレープカーテンと比べて製品単価が高く、ハウスメーカー提携品の場合、割引率も低めに設定されていることが多いのです。

あるオーナーは、ダイニングのK高窓3つをシェードカーテンで見積もったところ、カーテン全体の費用を押し上げる原因になっていることに気づきました。

そこで、シェードカーテンをやめ、3つの窓をまとめて1本のカーテンレールで覆う、ごく普通のカーテン（プリーツカーテン）スタイルに変更しました。

驚くことに、この工夫によって、カーテンの生地やグレードは一切変えずに、総額で約9万円ものコストダウンに成功したそうです。

もちろん、シェードの持つスッキリとした見た目とは変わりますが、選ぶ生地によっては、ギャザーが寄って柔らかな雰囲気になったり、窓辺のアクセントになったりします。

もしK高窓のカーテン費用で悩んだら、高価なシェードカーテンに固執せず、カーテンの「スタイル」そのものを見直してみましょう。

「おしゃれな窓だけどカーテン代が高い…」というジレンマを、賢いアイデアで解決できるかもしれません。

スタイル	デザイン性	費用	ポイント
シェードカーテン (一般的)	◎ スッキリとおしゃれ	高額になりがち	窓ごとに設置するため メカ物の費用がかさむ
プリーツカーテン (工夫案)	○ 柔らかい印象	◎ 費用を抑えられる	複数の窓を1枚で覆うことで 大幅なコストダウンが可能

スリット窓・小窓に合うカーテンの探し方

階段の途中や廊下、部屋のアクセントとして配置されるスリット窓や小窓。

これらの窓には、窓のデザイン性を活かしつつ、すっきりと収まるロールスクリーンやブラインドが最適です。

窓のサイズや開閉ハンドルの位置をしっかり確認して、ぴったりのものを選びましょう。

小さな窓に、一般的なドレープカーテンを付けると、布がもたついてしまい、かえって野暮ったい印象になりがちです。

その点、上下に開閉するロールスクリーンやシェード、ブラインドなら、見た目もスマートで、目隠しや光の調整といった機能もしっかり果たしてくれます。

探し方としては、まずセキスイハイムに依頼する方法があります。

窓の正確なサイズに合ったものを提案してくれ、取り付けまで完璧に行ってくれるので安心感は抜群です。

ただし、費用は比較的高めになります。

費用を抑えたい場合は、インターネット通販などを利用した「施主支給」がおすすめです。

最近では、1cm単位でサイズをオーダーできるロールスクリーンやブラインドが、手頃な価格で豊富に販売されています。

ここで特に注意したいのが、窓を開閉するための「ハンドル」の存在です。

クルクルと回すタイプのハンドルが出っ張っている窓の場合、窓枠の内側にスクリーンなどを取り付けると、ハンドルにぶつかってしまいます。

こうした窓には、窓枠の「正面」に取り付けるタイプの製品を選ぶ必要がありますので、購入前によく確認しましょう。

スリット窓や小窓は、カーテンの工夫次第でさらにおしゃれな空間アクセントになります。

予算や手間を考えながら、ご自身のスタイルに合った方法で、素敵な窓辺を演出してください。

【セキスイハイムのカーテン】カタログと合わせて知りたい情報ガイド：まとめ

セキスイハイム提携のカタログから選ぶ方法は、仕上がりの美しさとプロに任せられる安心感が大きな魅力ですが、費用は高めになる傾向があります。

一方で、ニトリなどを活用した施主支給はコストを抑えられますが、特殊な窓サイズへの対応や採寸の手間といった注意点も存在します。

K高窓のカーテン選びの工夫や、高機能な遮熱カーテンなど、選択肢は多岐にわたります。

理想のカーテン選びで最も大切なのは、「どこにお金をかけ、どこでコストを抑えるか」というメリハリをつけること。

この記事で得た情報を参考に、ご自身のライフスタイルや予算に合わせたベストな選択をし、後悔のない素敵な住まいづくりを実現してくださいね。